さらしな講習会を開催しました。

6月26日(土)にさらしな講習会を開催しました。

まずは、模範演技を見ていただきます。

今回は、さらしな粉 800gに560ccの熱湯を入れました。直接手で混ぜるとやけどをしてしまいますので、うちわで冷ましながら、しゃもじで混ぜます。

ではなぜ熱湯なのでしょうか?

熱湯を入れることによって、さらしな粉のでんぷん質を糊化させ、その粘りでつなげていきます。水では、でんぷん質を糊化することが出来ません。

温度が下がってきたら、手で混ぜ合わせます。その後、つなぎ200g、そして変わりそばを打つ人は、ここで抹茶、食紅などを混ぜ込みます。今回の模範演技は、食紅を使った紅白のそばです。おめでたい席に良いですね~✨

茹でてみると、こんな感じです。→

参加者の皆さんも、食紅や抹茶を使って打ちました。お茶の先生から譲り受けた抹茶を持参して打った方がいましたが、色も濃く、香りも際立っていました。皆さん、楽しみながら打っていました。ぜひ色んな変わりそばに挑戦して欲しいです。

今回、参加者の一人のクズの量がこちらです。こねと延しが上手く出来るとこんなにもクズが出ないんですね。私たちも見習わなければいけませんね。もっともっと勉強したいと思います。

さらしな講習代はこれからも、毎月第4土曜日に開催しますので、ぜひご参加下さい。