熱中症にならないために、牛乳を飲みましょう
暑い日が続き、連日、日本のどこかで熱中症で亡くなる人が絶えない。熱中症の対策と言えば、涼しい部屋から出ない、水分をこまめにとるぐらいしかないから困る。
信州大学の能勢博特任教授によれば、牛乳を飲むことが熱中症対策になるのだという。熱中症に対して水を飲んだり体温を下げたりすることは大事だが、それ以前に熱中症に強い体を作ることが大切だ。筋肉量が多ければ熱中症になりにくい。ではどうすれば、年を取った人でも簡単に筋肉を増やすことが出来るのか?
血液循環に必要なふくらはぎの筋肉を鍛えるために、インターバル速歩という、早歩き3分+ゆっくり歩き3分を1セットとして、それを1日に5回繰り返し、1日トータル30分のトレーニングを週4日続け、トレーニング後、1時間以内に牛乳を飲むと有意に足の筋肉が増えるという結果が出ている。数か月で疲れにくく、熱中症にも強い体になる。
スポーツドリンクは水分の吸収は速いが、水分やミネラルが尿としてすぐ外に出てしまう。ところが牛乳には水分保持機能がある。牛乳を飲むと脱水症状を起こしにくい。牛乳はたんぱく質なので、強度の強い運動後に飲めば筋肉がつく。さらにアルブミンの働きで、水分が保持され、熱中症になりにくくする。
さらに牛乳を食習慣として飲む人は、メタボになりにくいという調査結果がでている。しかも2型糖尿病と高血圧のリスクも低下する。低脂肪乳ではなく、普通の牛乳が効果が高い。カルシウムやたんぱく質などたくさんの成分により、効果が生まれるという。1日に2回以上飲む人の方が効果が出ている。1回分の量はおよそコップ1杯200ml前後。
さっそく今日から、牛乳を飲んで、熱中症&メタボを予防しましょう!!
~ DIAMOND onlineより抜粋 ~